登った日 12月18〜19日
天気 1日目 2日目/
メンバー 山の会 4人
行程 1日目 三本松駐車場12:10発----(2時間30分)----志津小屋14:40
2日目 志津小屋7:25発----(3時間)----男体山山頂10:20/11:15----(1時間)----七合目12:15----(1時間40分)----中禅寺湖二荒山神社13:55着
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「冬山初心者コースで寒さに慣れる」という企画で、日光の男体山に今年最後の山登りにいくことになりました。新しい12本アイゼンと借りたピッケルを持って行きましたが・・・戦場ヶ原から見た、男体山には雪が無い!!(笑)今頃なら20〜30センチは積もっているはずだと、リーダーの小林さんも驚いてた。やっぱり暖冬なのねぇ〜この時期の日光もなんだか閑散としていてます。



三本松駐車場に車を置いて、今晩泊まる志津小屋まで林道歩きです。雪がないので近くまでタクシーで入れるそうだけど、それじゃ歩くとこが無いと言うことで歩いていくことに。唐松林の裏男体林道を登り、途中から右に志津林道のほうに歩いていくと、所々日陰には雪がうっすらと残っていましたが風も無く日差しが出ると歩いていても汗が出るくらいでした。志津乗越で右に入り少し歩くと男体山登山口の道標が出て来てそこの所を入っていくと直ぐに志津小屋が有った。志津避難小屋は、神社の側に建っているログハウス調の立派な避難小屋で、綺麗じゃないけどお布団も有りました。先客は宇都宮から来たというカップルさんで、後は私達だなのでゆったりと使わせて貰いました。早々と着いてしまいったので、4時頃から夕食用のキムチ鍋を作って食べ始めてもう6時半過ぎにはお腹が一杯後はもう寝るっきゃないわ(笑)それにしても1700メートルに有る避難小屋の中はやっぱりしんしんと冷えて来て寒い。寒さになれると言う趣旨は達成できたかも〜シェラフの中は暖かかったけど(笑)



朝方、外に出て空を見上げたら、一面の星が降るように輝いていました。外にでても思ったよりは寒くなくて、今日も良いお天気なりそうです。朝ご飯のうどんを食べて志津小屋を出発。この小屋は居心地が良かったけど、立派な小屋なのにおトイレが無いのが残念でした。歩き始めはなだからな道でうっすらと雪と霜柱がたっている登山道ですが、だんだんと急登になってきて汗が噴き出できます。志津小屋からの登山道は男体山の北側なので、それなりに雪は有りますがアイゼン着けるほどではなくて、そのまま登っていきました。山頂近くになるとそれでも3pくらいは積もっていたかな、稜線に出ると日光の周りのすべて山が見渡せます。しばらく平坦になった道を歩いていくと、突然大きな剣が刺さっている所に出てそこが山頂でした。(笑)日光はカミナリの通り道だけど、この剣が避雷針みたいでカミナリが落ちるのかな?男体山自体がご神体なのよね。山頂には祠と朽ちた避難小屋が有って思ったよりは広い。ここにも御嶽山の山頂でみたような像が建ってました。風がなかったので外で休んでから、中禅寺湖を見ながらの下山です。


男体山は火山の山なので南側の山頂直下はガレた道で、7合目までは岩がゴロゴロして歩きづらくて緊張します。こっちからの登りは大変だろうなほとんど直登だし登山道も荒れている。やっと七合目に着いたら、ご夫婦と小さな子供3人の外国の方と遭遇〜話を聞くとフランスのシャモニーから来ていて大使館に勤めていると言ってました。それにしてもこれから山頂に登るのは大変だろうな・・・でもお父さんはベテランの感じだったし大丈夫よねぇ〜なんていらぬ心配をしてしまった(^^;午後になると中禅寺湖からガスが上がってきてあっという間に山頂はガスの中。岩の登山道がやっと終わり、笹原の中の道を下っていったん林道に出てからまた林の中の道を下っていく。綺麗な林なのだけど、鹿の食害を防ぐ為なのかな幹の周りには網が巻いてあった。そうこうしているうちにやっと、中禅寺湖畔にある二荒山神社に到着。私達は志津小屋の方から登ったけど、普通はこの神社から男体山に往復するらしい。でも下りてきた登山道は結構直登だし荒れていて登っていくのも下りるのも大変そう〜あのフランス人の家族は大丈夫だったかな?


良いお天気の中、今年の登り納めの男体山に無事に登ることができた。山頂からは360度の展望で今年の締めくくりとしては上出来〜(*'ー'*)ふふっ♪
来年も、この晴れ女が続くといいな(笑)