登った日 9月4日〜5日
天気 / /
メンバー 7人
行程 鳩待峠〜至仏山〜山ノ鼻〜東電小屋(泊)〜山ノ鼻〜鳩待峠
アルバム地図〕 


1日目9/4(土)/
鳩待峠4:50 - (2時間10分) - 小至仏山7:00 - (50分) - 至仏山7:50/8:20 - (2時間40分) - 山ノ鼻11:00/12:00 - (40分) - 牛首分岐12:40 - (1時間5分) - 東電小屋13:45

約5年振りの尾瀬です。前回は山の事など何も知らなくて装備も友達に借りた物でした・・・でも今回は自前のフル装備(笑)そして今回は至仏山に登って山ノ鼻に下り、東電小屋に泊まり三条の滝に行くというコースです。至仏山は尾瀬沼から見たら、山頂が丸く見え優しそうな感じの山で楽しみにしていたら・・・・登ってみると大変な山でした。私達は前日の夜に車で尾瀬の入り口戸倉に入り、朝一番の3:45分のバスに乗り鳩待峠には4:20に着き明るくなるのを待って登り始めました。
鳩待峠からの登山道は広くて歩きやすい、樹林帯の道を50分程登ったところから視界が開けて来た、今日は雲が多くて余り展望は良くないけど時折雲の切れ間から燧ヶ岳が見える。水場の有るオヤマ沢からひと登りするとオヤマサワ田代に着いた。正面に小至仏山が見え始めると、段々と岩場が多くなり滑りやすい岩が多くなってきて慎重に登っていきます。後で聞いた話だとここ至仏山の岩は「蛇紋岩」と言う表面が黒くてつるつるしている岩で滑りやすい至仏山特有の岩だそうです。乾いていても滑りやすいのに濡れているともう恐怖です(笑)そんな怖い思いをしながらやっと至仏山頂に着きました。周りを見渡せば雲の合間から燧ヶ岳や上州武尊が見えます。下山は山ノ鼻に下りる予定ですが、ここのコースは8年間閉鎖して今年やっと再開された登山道だそうで、山頂から高天原までは植生を守るためほとんど木の階段です。ここからは正面に尾瀬ヶ原が見渡せて景色がとても良いが、そこからがまたま恐怖の蛇紋岩帯で、鎖場ありの急な道を慎重に下りていきますが足元が滑るので足がとても疲れる。

尾瀬ヶ原に一直線に下りるような感じの登山道で、石が置いてあるのは登山道を守るためだと思うけど膝の悪い人は大変だと思った。やっとの事で湿原に下り山ノ鼻に到着したときはホッとしました(笑)お天気も何とか持ってくれたからよかった・・・あの道は雨が降ったら怖くて歩けないわ。山ノ鼻で大休止〜今回はこの前買ったガス・コンロを持って行ったので、初めて自分でお湯を沸かしてインスタントラーメンを作って食べました、ついでに生ビールも飲んじゃった(^^)ニコ

前回の尾瀬の時も山ノ鼻に来ましたが、あの時は人でごった返してうんざりした覚えが有ります。今回は土曜日でもお花は終わっているし、草紅葉には早いしで余り人がいませんね。ゆっくりとお昼を食べて私達は東電小屋に向かいました。尾瀬ヶ原は少し草紅葉が始まっているかな?地糖にはヒツジグサの可愛いお花が咲いているし、
リンドウや名前の判らない小さなお花も咲いている。ヨッピ川を過ぎた当たりからぽつぽつと雨が落ちてきて、東電小屋に入ったとたんに土砂降りの雨になり間一髪でした。やれやれ〜ついてたなぁ(笑)夕食は6時から、お風呂も有って3時から入れるとのことそれまでみんなで宴会〜でも、一睡もしていないから眠い〜お風呂は石鹸は使えないけどお湯に浸かっただけでサッパリとしました。ご飯を食べたらもう起きていられなくて、いつの間にか布団に入って寝てました・・・・(^^;

2日目9/5(日)
東電小屋7:00出発 - (2時間)- 山ノ鼻9:00/9:50 - (55分)- 鳩待峠10:45着 11時のバスで駐車場に向かう


朝起きたら土砂降りの雨が降っている・・・・今日は三条の滝に行く予定でしたが、この雨では危険と言うことで今回は取りやめにしてこのまま帰ることになりました。残念だけど仕方がない、今度は燧ヶ岳と三条の滝コースでまた来よう。雨の尾瀬も負け惜しみじゃなくとても良い感じ。色とりどりのレインウェアの色が湿原に映えます。牛首の所にはお話しボランティアの人が居て、尾瀬の事色々とお話ししてくれ昨日の至仏山の蛇紋岩の事も教えて貰いました。山ノ鼻でゆっくりとコーヒータイム・・・こんなのんびりとした山旅もたまにはいいな〜雨もまた良し(^^)ニコ

5年振りの尾瀬はやっぱりいいなぁ〜前回来た時は検査結果待ちの時だったので、不安で心から楽しめなかった・・・今回は元気で歩けている自分が嬉しくて楽しくて、また来年も尾瀬に元気で来られるように頑張ろう。