登った日 11月10〜11日
天気 /
メンバー oguraちゃん、takadaさん、由美ちゃん、mogu
行程 裂石〜丸川峠〜大菩薩嶺〜大菩薩峠介山荘(泊)〜丹波大菩薩道〜丹波
地図


 

11/10(木)
裂石バス停10:00--(2時間30)--丸川荘12:30/13:00--(1時間30分)--大菩薩嶺14:30--(65分)--介山荘15:35
※歩行時間5時間5分(休息含む)
 
 これからの季節、山から富士山が綺麗に見えるようになる。そんな時、ネッ友のかずさんが大菩薩峠に泊まった時にみた日の出と富士山のレポを見て、そうだ前回大菩薩に登ったときも富士山見ていないし、大菩薩は日帰りできるけどあえて泊まって日の出と富士山見てみたいと思って企画、いつものメンバー4人でのんびりと行くことにした。


いろいろとコースを考えて、せっかく泊まりで行くのだから、千葉から日帰りでは無理な丹波大菩薩道を下山することに決めた。日の出と富士山を見たい企画なのでお天気がとても気になる・・・ここのところ自分が行かない日はお天気が良くて、出掛ける時に良くないパターンが続いていて友達にも天気が悪かったら中止にするよ〜と言ってはいても、友達も仕事を調節しての参加だから簡単には中止に出来ない。当日のお天気1日目は晴れ、翌日が曇りから雨マークだったけど、途中から曇りマークに変わった〜ラッキー


千葉発のあずさに船橋から乗り塩山で下車、土日だと塩山のバス停も人でいっぱいなのに平日は閑散としているなぁ。バス停で待っているとタクシーの運転手さんが何処に行くのか声を掛けてくる。大菩薩までは100円(補助金が出ていて)で行けるのでもちろん断る。前方のバス停に、たくさんの人がいたので何処に行くのか見に行ったら、西沢渓谷行きのバス停でした。バスには私達の他には単独の男性2人と大菩薩の湯に行く人が乗っただけ、これが土日になると満員になるのよね。

 裂石から車道を少し登ってゲートが有る丸川峠の分岐を左に入りしばらくは林道歩き、時間的にはちょうど良いウォーミングアップになった。林道が終わり沢から離れていよいよ登りにかかる。登山道をジグザグ登っていくと紅葉はほとんど終わりで登山道には落ち葉の絨毯・・・日差しがさして暑いくらいの中を黙々と登っていく。結構な急登を登り切り、平坦な所になったら丸川峠に到着〜前に来たときはここを下ったのだけど全然覚えていなかったわ(笑)



丸川峠の丸川荘

青空〜にカラマツの黄色が映えてる


丸川峠からの富士山

  丸川峠の丸川荘の所でお昼、登ってきた方を見ると富士山が目の前に見えて、友達達と「富士山を見ながらお昼食べられるなんて贅沢だねぇ」などと言いながらご飯を食べる。登りの辛さもこういう景色が見られると忘れてしまうね。ご飯を食べてもうひと登り頑張って大菩薩嶺に向かいます。この道前回来たときに下っていますが、イメージとして結構大変な下りだと思っていたので登りも大変だと思っていたら、登山道は広いし急なところもなく歩きやすい(笑)なんだか記憶って曖昧ねぇ〜


予定の通りに大菩薩嶺に到着〜友達2人は2000mの山に登ったのは初めてで感激していた。少し大変だったみたいだけど、ここからはもう登りはないからね。それにしても誰もいません、ここまで来るのに会った人は女性の4人組と単独の男性2人だけ・・・ほんとに人がいませんよ(信じられない)ここから雷岩まで行くとご夫婦が下山するところでした。雷岩から介山荘が有る大菩薩峠までの稜線は右に富士山を見ながらのプロムナード。誰もいない稜線をのんびりゆっくりと景色を見ながら歩いていきます。これもお泊まりだから出来ること、こんな山行もいいわぁ。



雷岩から見た富士山・・・少し雲が掛かっています
クリックで大きくなります。

お天気が良いから稜線歩きも気持ちが良い〜少し寒いけど


介山荘に到着〜

富士山に掛かっていた雲が刻々と変化していくのを眺めながら予定通りに介山荘に到着。今晩は私達だけのようで、炬燵も暖めてあり寒い稜線から来て体が冷えていたので有りがたかった〜ひと息入れて、みんなで外に富士山を見に行く。小屋のご主人がとても親切でいろいろと教えて貰いみんな大喜び、南アルプスにゆっくりと夕日が落ちていく・・・・夕暮れに染まる富士山と下に見える塩山の夜景素晴らしい、このぶんだと明日の日の出も期待できるかな。





夕暮れの富士山


南アルプスに沈む夕日・・・・


  夕食は炬燵で食べさせて貰い、かずさんのレポで見たコロッケカレーとポテトサラダとコップ一杯の白ワインとデザート、カレーはお代わり自由で美味しかった〜寝るところは炬燵の所かと思ったら、個室にお布団が引いてあってなんだか至れり尽くせり。今回初めて山小屋に泊まる友達に、山小屋がみんなこんなだと思ってはダメだよ〜と言っておいた(笑)私達だけと言うことを差し引いても、介山荘はとても親切で感じの良い山小屋です。


ポテトサラダとサービスしてくれたワイン

コロッケカレーおかわり自由

デザート

豆炭炬燵・・・とても暖かい




11/11(金)
介山荘7:20--(40分)--フルコンバ8:00--(60分)--ノーメダワ9:00--(45分)--追分9:45/10:00--(65分)--藤ダワ11:05--(1時間25分)--丹波のめこいの湯12:30
※歩行時間4時間55分


 今日のお天気、本来は曇り後雨のお天気だったけど、前夜の星空をみて日の出が見られるかなぁと期待して5時に起床、支度をして日の出見に外に出てみましたが、丁度日が昇ってくる東の空に雲が掛かっていて残念ながら見えませんでした。でも、富士山はくっきりと見えた。昨日は逆光で見えなかったけど、雪の被っている富士山です。






〔朝の富士山〕

クリックで大きくなります。

南アルプスのパノラマ

出発前、みんなでパチッとね〜(^^)


下山は丹波大菩薩道を歩いて奥多摩側に下りる。この道前から歩いてみたいと思っていたのだけど、千葉から日帰りするのは結構大変(出来ないことは無いけど・・)今日は晩秋の1日、のんびりと歩いて下る予定で介山荘のご主人に見送られて出発〜



途中から見えた紅葉〜カラマツの色が綺麗ね
 

歩きやすい登山道

落ち葉の絨毯を踏んで行く・・・

分岐に来ると開けている

追分けの分岐に到着


追分けの分岐から見た奥多摩の山々

良く踏まれた登山道では木々が葉を落として明るい。かさかさと落ち葉を踏んで快調に歩いていく、天気は曇りだけど雨の降るような感じでなく、標高を下げていくとまだ下の方は紅葉が残っていて時々立ち止まって山の空気を胸一杯吸ってみる。春の新緑の季節も好きだけどやっぱりこの晩秋の季節も好きだなぁ〜でも、1人で歩くのはこの季節ちっと寂しい。これが春の新緑の季節だと平気なのよね、そんなこと考えながら歩いていく。追分の分岐で一休みしていると、単独の男性が1人登ってきた。奥多摩をいちばんのバスで来たと言っていた。今日初めて会った人でこの後丹波まで誰にも会いませんでした。



追分からいったん下り、マリコ沢に出る

途中にあった大きな木〜


  追分の分岐からはマリコ沢沿いまで下りそこから沢にそって歩いていく、この辺はまだ紅葉が盛りで綺麗に残っていた。



今回一番の紅葉に出逢う・・・見事です

  藤ダワの分岐から腰ダワのほうに向かって下りるとすぐに林道に出た、あれ?登山道はないのかな・・・と地図を見ても無さそうなのでそのまま林道を下っていく。山から下りてきて最後の林道歩きって結構こたえるのよね。一時間位で車道にでてから丹波の、のめこいの湯に向かって歩いて行きますがぁ〜この温泉前に来たときもそうだったけど、なんだか判りづらい所にある、二回人に聞いてやっとのことで温泉に到着〜お疲れ様でした。


 

今回、大菩薩からの日の出は見られなかったけど、朝の富士山も見えたし紅葉も思ったよりも残っていたし、雨にも降られずに静かな大菩薩を満喫できた。歩いてみたかった丹波大菩薩道も歩けたし満足な山旅でした。