++多摩川水源の山オフ会++
登った日 6月4日
天気 //
メンバー Hgさんかずさん・Chiyomiちゃん・mogu
行程 作場平登山口9:55---(70分)---ヤブ沢峠11:05/11:15---(15分)---笠取小屋11:30---(15分)---雁峠分岐11:45---(30分)---笠取山12:15/12:40---(65分)---黒エンジュ分岐13:45---(75分)---中島川口15:05
※歩行時間--4時間45分(休憩含む)
地図



正面に見えてきた笠取山

多摩川の水源の山笠取山に行きませんか?と、Hgさんに誘われて登ってきました。この山は瑞牆山から雲取山まで続く奥秩父主脈縦走路の中程にあるのでアプローチが大変な山なのです(特に千葉からでは・・タクシーだと塩山からでも一時間掛かる)。こういう機会じゃないと行けない山なので、「参加しま〜す」と二つ返事(笑)


当日の天気は曇り時々雨で午後からカミナリとの予報。でも、中止の連絡も来ないし、雨を覚悟で出掛けていったら、青梅を過ぎた当たりで雨が降ってきた。あ〜やっぱり降ってきたわと、ガッカリしていたらなんと奥多摩に着いたら雨は降っていない・・・なんだかキツネにつままれたよう(笑)奥多摩駅にはHgさんが待っていてくれてご挨拶。去年の鷹ノ巣山オフ以来ですねぇ〜(^^)今回誘ったChiyomiちゃんを紹介していたら、かずさんも登場〜今日はこの4名だそうで「よろしくお願いしま〜す」(笑)Hgさんの車に乗せて貰い出発です。

 
奥多摩駅からでも車で登山口まで一時間掛かりますやっぱり遠い・・・。車を下山予定の場所に置き、車道を20分程歩いて登山口の作場平口に到着。ここには奥多摩の駅で会った団体さんがマイクロバスで来ていて、登る準備していた。トイレもあったけど混んでいたのでそのまま歩き始めます。初めはヤブ沢沿いの緩やかな登山道を登っていき、ヤブ沢分岐を過ぎるとだらだらした登りになり続結構息が上がる。でも、沢沿いの道はお花も多くてしばしデジ亀タイム(笑)時折日が差すと新緑が綺麗です。






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一時間チョットで林道にぶつかりここがヤブ沢峠。ここで少し休んで林道を笠取小屋に向かいました。笠取小屋を過ぎるといっきに目の前が開けて笹原が一面に続いていて、正面に笠取山が見えてきました。Hgさんによるとここは昔山火事があったそうです。雁峠分岐を過ぎると正面の小高い丘に人が見える。あそこは?と聞いてみると小さな分水嶺になっていて、ここに降った雨は“多摩川”“富士川”“荒川”に別れ流れて行くそうです。丘の下では団体山がお昼を食べていて、「あれ?下であった人達?もうこんなところにいるの?早いねぇ〜」なんて言いながら、私達は笠取山の急登に向かいます。

 
見上げるような急登の登山道・・・フウフウ言い登っていきますが、Hgさんがここには珍しい黄色いスミレ「キバナノコメノツメ」が咲いていると言うので撮影しがてら少し休憩・・・一番先に登っていったChiyomiちゃんが上から「お花が咲いているよ〜」と教えてくれる「なんの花が咲いているのよ〜」と息もたえだえな私、Chiyomiちゃん「・・・・」次ぎに登ったHgさんが「シャクナゲの花だよ」と教えてくれた(笑)やっと山頂に着いたら見事なシャクナゲの群落がお出迎えしてくれました。山頂は狭いけど私達だけだったのでここでお昼です。お天気が良かったら富士山も見えるそうですが当たり前だけど見えません。今日は雨が降らないだけでも有りがたいので富士山まで見えたらバチが当たるね(笑)


下からさっきの団体さんが登ってきたので私達も退散(笑)尾根を少し行くとまた笠取山の標識が出て来た、こちらの方が展望はないけど本当の山頂だそうです。山頂の標識が二つあるのも珍しいね。暫くシャクナゲの咲く岩尾根道を歩いて行くと、Hgさんが多摩川源流の初めの一滴を見たい?と聞くので、私とChiyomiちゃん「是非みたいです!!」とお願いして、源流をみに行く事に。登山道をショートカットして水干分岐を源流に向かって少し戻ると途中団体さんに遭遇・・・こちらの団体さんが登り口で一緒になった人達でした(笑)


二つの山頂

多摩川源流・・・水神さまが祀られている


ここの一滴がはるばる旅して・・・多摩川河口まで138q


無事に多摩川の初めの一滴を見て元来た道を戻り、水干分岐からシラベ尾根に向かい快適な登山道を歩いていきます。奥秩父縦走路になっているからか、登山道は整備されていてとても歩きやすい。黒エンジュという変わった名前の分岐について、本来はここから下山する予定でしたが、みんなまだ元気だったしかずさんが歩き足りないと言うので(笑)ここからもう少し先の中休場尾根を行くことに、こちらに来て正解!!キバナノコメノツメの群落があり、まるでスミレの小道のような所や沢沿いには珍しいキバナウツギも咲いていた。Hgさんが一緒なので道に迷う心配がないし、いつも珍しいお花を教えて貰える。私達だけの静かな道を下りて車を止めてある車道に到着です。


予定より下に下りたので車の止めてあるところまで少し車道を歩いていくと中型バスが止まっていた。今日は二つの団体が笠取山に入っていたのね。それでも静かな山を満喫できました。何はともあれ心配していたお天気も、途中ぽつぽつと来たけど降られずに下山できて良かった良かった。それが奥多摩に近づくつれ雨が降ってきて、奥多摩に着いたら土砂降り・・・・カミナリも鳴っていた。かずさんとは奥多摩駅でお別れして、私とChiyomiちゃんは奥多摩の「もえぎの湯」に送ってもらいここでHgさんとお別れ〜1日お世話になりありがとうございました。温泉に入りゆっくりして出たら雨も上がっていてラッキー♪


笠取山のお花さん・・クリックで大きくなります