【仙丈ヶ岳】 

++9月25.26日 晴れ 10人++

◆9/25 晴れ いつもの“あずさ”で甲府に9時07分着。ジャンボタクシーで広河原へ11時30分着ここでお昼タイム〜 広河原発村営バス12時30分発で北沢峠まで約25分。

北沢峠から泊まる大平山荘まで約10分でつきます。去年の同じ時期に甲斐駒ヶ岳に登った時、目の前に見えていた大きな山・・・南アルプスの女王仙丈ヶ岳・・・その時に来年はあの山に登ろうってみんなで話したんですよねぇ。一年経って(早い!!)いよいよ私にとって初めての3000bを超える山に挑戦です。\(^-^)/ 登る高低差も1000b近くあるので、1年間低山に登り鍛えていましたが、一週間前に訓練のつもりで登った節刀ヶ岳で、膝を痛めてしまい仙丈を登るの 少々不安に・・・(^^;)トホホでもでも、絶対に登りたかった山なので急いで治療して膝サポーターを持って、気合いを入れて登りに行きます。(^^;)

去年と同じコースで北沢峠まで・・・なんか懐かしい感じでした。(笑) 今回泊まる大平山荘は、北沢峠から信州よりに少しくだった所に建っていて、仙丈ヶ岳の藪沢の登山口になっています。とても気持ちの良い山小屋です。家族でやっていて私達が行ったときも、80歳を超える愛子おばあちゃんが出迎えてくれて、ホントにお元気でビックリ。(*^_^*) 夜、色々なお話しを聞かせて貰いました。食事も地元で獲れた山菜や、自家製のお味噌のみそ汁、美味しいご飯等々元気の出る食事でしたよ〜 早めについたのでゆっくり出来て、明日の登山に備えることが出来ました。

北岳 大平山荘 ヤナギラン

◆9/26日 薄曇り 大平山荘4:00出発(2時間20分)→五合目大滝頭(20分)→馬ノ背(1時間20分) →仙丈ヶ岳山頂8:30分到着 仙丈ヶ岳山頂9:00出発(1時間20分)→小仙丈ヶ岳山頂10:20到着ここでお昼 小仙丈ヶ岳山頂11:30分出発(1時間10分)→五合目(1時間40分) →北沢峠13:50到着

いよいよ仙丈ヶ岳に登ります。朝四時にヘッドランプを付けて出発・・お月様が 出てたので登山道も明るくて歩きやすい。大平山荘から出発して20分位は、 緩やかな山道が続いてだんだんとつづら折りの急騰になります。 藪沢に出る頃に日の出が・・・後を振り返ると、朝焼けで赤くなった甲斐駒が 見え始めて来て感動!!

大きくなります
甲斐駒

暫くは霜の降りた藪沢を登っていき、五合目の大滝頭から馬ノ背に向かって登って、馬ノ背ヒュッテの下の広場で朝食を取りました。馬ノ背まで登って稜線に出るともう森林限界で、目の前には仙丈ヶ岳の藪沢カールが、後を振り返ると、甲斐駒の後に八ヶ岳が見え一気に展望が開けます。ここから暫く気持ちの良い空中散歩をして、いよいよ最後のカールから山頂までひと登り。下りてきた人からは、富士山も見えますよの言葉で、みんなの足取りも軽やかになります。

山頂に着いたら・・・・北岳の隣に富士山!! 日本で一番と二番のツーショットです。北岳から間ノ岳、農鳥岳、塩見岳の南アルプスの山々、その隣に鳳凰三山、秩父連山、甲斐駒、鋸岳、その後に八ヶ岳、遠くに北アルプス、中央アルプス、その奥に御岳山と360度の展望です。3000bから眺める景色は雄大で、言葉が有りません。30分程山頂にいてから、稜線を小仙丈岳の方に向かいます。小仙丈岳で昼食、富士山と北岳をそして小仙丈カールを見ながらの食事は格別です。

藪沢カール ナナカマド

名残惜しいけど11時30分に下山開始、私達が下りる頃にはガスが出てきて あっという間になにも見えなくなりました。山の天気は変わりやすい。 急な山道を下りていき13時50分に無事下山、私の膝も何とか持ってくれました。念願の仙丈岳は、去年登った甲斐駒よりは優しい雰囲気の山です。大きくて懐の深さが有りますが、登るのには難しいところは無くて、去年の甲斐駒の方が、何倍も大変な感じに思いました。山頂から目の前に見た北岳・・・来年はもしかしたら北岳に?(笑)


※耳より情報 北沢峠には、新宿から出てる高速バス南アルプス直行便「信州南アルプス号」で新宿→仙流荘経由北沢峠行きが、お金も安くて便利みたい。バスの時間・・新宿発8:20分→仙流荘12:12分などが有ります