登った日 2008年1月27(日)
天気
メンバー 渓友塾7人、mogu
目的 地図読み・トレーニング山行
行程 新松田〜(バス)〜浅瀬入り口/権現山登山道入り口9:30〜(1時間50分)〜権現山11:20/11:45〜(55分)〜ミツバ岳12:40/12:50〜(55分)〜滝壺橋13:45〜(30分)〜浅瀬バス停14:15着
※4時間10分
御岳〜大岳山〜馬頭刈尾根の地図



渓友塾での読図トレーニング山行で丹沢湖近くの権現山からミツバ岳に登ってきた。新松田から西丹沢自然教室行きのバスに乗り浅瀬入り口で下りる。丹沢の山々を見るとまっ白になっていて綺麗〜でもしたのほうはほとんど雪がない、今回も念のため軽アイゼン持ってきたし靴も冬靴、他のみんなはいつものような軽登山靴だったので、内心しまったと思った(苦笑)


トンネル脇に登山道

 登山口はバス停から少し戻りトンネルの脇から登り始めるがいきなり階段の急登。上着を脱いでなかったのでたちまち汗だくで、1人止まって衣類調整をしていたら一番最後になり、みんな早くてなかなか追いつけません。最初の鞍部で休憩、地図読み山行ですが登りは不明瞭ではあるが登山道になっていたし道標もありました。



左に丹沢湖を見ながら急登を登る

661mのピーク・・・・鹿除け柵が右に続く

尾根通しで登っていくと左に鹿よけの柵が続く。756mのピークからは正面にこれから登る権現山、左に富士山が見えた。ここから少し下りいよいよ今日一番の登り、地形図からだと200m登ることになる。この登り登山道が無く直登の登りで大変、沢の詰めのような登りはルート取りを間違うと凄くロスするので下ばかり見ていないで上もみて歩かないとダメだわ。急登が終わり少し平らになるとくるぶしくらいの雪が積もっていた。みんなのトレースを辿っていくと程なく山頂〜葉の落とした木々の間から富士山が見えますが、葉が茂ったら展望は良くないと思う。ここで少し早いけどお昼、少しくだったところにベンチが2つありました。


755のピークから権現山を見る、直登の登りを登り切ると


雪が出て来て山頂に到着〜

お昼を食べミツバ岳に向かいます、ここからが地図読み本番。地形図を見て権現山からミツバ岳は方角としては西と南の間方面、尾根を下って少し広いところが第1チェックポイント。地形図を見ると広い尾根が西方向に伸びていますが、私達が行く方向は南西方面の尾根。ここでぼんやりしているとそのまま真っ直ぐに行ってしまいそうな地形です。地形図の等高線を見ると急な下りになりまた平坦なところが現れる。チェックポイント2はここで地形図から狭まった尾根であることを確認する。



下ってきた所で止まり、方角を確認して下る


グリーンが下る尾根、ポイントの所で必ず立ち止まり地形図を確認


緩やかな登りで登り切ったところが平坦なピーク、ここから狭まった尾根を少し行くとミツバ岳に到着。ミツバ岳はミツマタの群落で有名のようで、ミツマタが咲く頃には大勢の人が登ってくるようです。山頂からは目の前に富士山が見え、ミツマタも蕾がふくらんでいました。このミツマタが咲く頃また来てみたいなと思う。



ミツマタの向こうに富士山!!

ミツバ岳の標識・・・・富士山をバックに


こんどはミツバ岳から下山予定の滝壺橋までのルートを地形図を見ながら探します。まず下る方角を確認、滝壺橋は山頂からいったん南の尾根を下り途中でこんどは南東方面の尾根を下ることになる。地形図を見ながら第一ポイント、第二ポイントで立ち止まり、地形図と地形を確認してから下っていくとちゃんと滝壺橋の所に到着しました。



ミツバ岳からも二箇所ポイントあり

左、ミツバ岳したの第1ポイントからの下り・・・右、第2ポイントからの下り

どんぴゃ滝壺橋に到着〜


権現山からミツバ岳までに赤テープやら青テープなどが所々にありましたが、人が付けたテープが必ずしも、自分の行く方向を示しているとは限らない。権現山からミツバ岳は破線ルートだし、人の付けたテープは信用せずやっぱり自分で確認しながら下りないとダメだと思う。



丹沢湖畔を歩き、バス停に到着

※今回のまとめ
  1. 地図読みは登るより下っていくときのほうが難しい。
  2. テープなどは信用しないで、自分で確かめる。
  3. 尾根が分岐する所を常に気を付け、そこに来たら必ず地形図を確認する。
  4. ポイントで磁石を見て行く方向を確認する。
  5. 地形図の尾根がどちらに向かっているか、尾根の向きを確認。
  6. とにかく地形図をよく見て、頭に入れておく。


地図読みはほんとうに難しい、地図読みは1日にして成らずですね。
まだ磁石の使い方もおぼつかないけど、地図を見るのは好きなのでこれからも勉強したいと思う。