渓友塾では初級の人達の講習が10月の3連休に有りぽっかりと空いたので何処かに行きたいなぁ〜と思っていたところ、ヤマ○ジョイで八ヶ岳特集をやっているのを読みひらめいた!!そうだこの機会に前からやってみたかった八ヶ岳全山縦走してみよう。まずは簡単に行程表を作ってみた、夏だったらなんとか頑張れば2泊でいけそうだけど、今の時期は日も短いし気候の変動も激しいので無理しないで3泊の小屋泊まりにした。次はコースを南下するか北上するか迷ったが、難しいところを体力のある内に登った方が良いと思い編笠山から北上することにした。西岳と阿弥陀岳・三ッ岳は時間の関係で登ることが出来ないので、厳密に言うと全山にはならないけど仕方ない。こういうふうに何処を歩いていこうかな、何処に泊まろうかなと地図を見て考えている時間が結構楽しいのですよね。 2日目の泊まるところも最初は秘湯を守る会の本沢温泉に泊まろうと思って計画書を作ってみたが、稜線からいったん下ってまた登り返すのも大変だと思い、稜線上にある根石小屋に泊まることにした。初めは1人で行くつもりでしたが編笠から権現・赤岳間は初めて歩くところで岩稜地帯、やっぱり1人だと心細いので誰か一緒に行ってくれる人いないかなと思い、ダメもとでYさんに声をかけたら一緒に行ってくれることになった。Yさんは編笠から赤岳まで歩いたこと有るというのでとても心強い同行者が出来て、安心して計画を実行することが出来た。そんなこんなでなんとか計画書が出来て後は天気だけ、天気予報では核心の権現赤岳を歩く2日目が余りよくない、心配だけど取りあえず計画通り出発することにした。 千葉からのあずさに乗り小淵沢に着いてタクシーで登山口の観音平まで行きます。2人なので小淵沢で誰か相乗りしてくれる人が居ないかなと思ったけど誰も居なかった。連休の前の日だし仕方ない、観音平にはたくさんの車が駐まっていました。登山口にあったポストに計画書を入れていざ出発〜頑張るぞ!!ザックの重さ今回は小屋泊まりだし荷物も極力軽量化したので11キロ位に収められた。 ![]() 観音平登山口 初めは緩やかな登りを登っていくと雲海展望台に到着。展望台と名前がついていても展望は余りない、ここで今日初めて下山してきた人にあった。八ヶ岳は人気の山だけど平日は余り登る人が居ないのかな、少し休んでから押手川分岐まで登っていく。登山道は歩きやすいけどだんだんと岩ゴロになって来た、押手川分岐では2人の登山者に会う。 ![]() 原生林の中の登山道 ![]() 押手川分岐、ここから山頂まで直登が続く 押手川からはだんだんと急登の登りになりコメツガの樹林帯を抜けるといっきに展望が開けた、両側にハイマツが出て来て直登の登りになる。途中大岩の所で足を大きく上げたらなんと太ももが痙ってしまいもう痛いのなんのって・・・・しばらく動けませんでした。なんでふくらはぎじゃなくていきなり太ももなのよ〜ツムラの68番飲んでしばらく休んでから山頂に向かった。 ![]() 登る途中振り返って見たら展望が開けてきた。 編笠山の山頂からは360度の展望が待っていました〜南アルプスから明日歩く稜線も見え、富士山は山頂が隠れていたけど見えた。隣には去年登った西岳、そう言えばこの計画去年の「西岳登山」の時に思ったのよね。時間も早かったので山頂でゆっくりとしていたら2人の登山者が登ってきた、編笠山で出会った登山者は計5人もう少し登山者がいるかと思ったけど意外と少ない。寒くなってきたので今日泊まる予定の青年小屋目指して下ります ![]() ![]() 山頂に到着〜1座目 ![]() 山頂から明日登る権現と赤岳が見える ![]() 左を見たら最終目標の蓼科山も見えた・・・・遠いねぇ 岩ゴロの登山道を20分ほど下り青年小屋に到着〜なんと今夜は私達だけの貸し切り状態、夕飯までのんびりと談話室の炬燵に入りチビリチビリとお燗した真澄ちゃんを飲んでいます。青年小屋は「遠くの飲み屋」と言われるだけ有り、お燗もちゃんと徳利に入れてくれました。それをストーブの上にあるヤカンでお燗して飲む、美味しい夕食も2人なので炬燵で頂きました。 ![]() 下に青年小屋、正面は明日登るギボシと権現岳、鞍部に権現小屋が見える。 ![]() ![]() 青年小屋の玄関と談話室の炬燵 ![]() 夕食です。豚汁は美味しかったがーけどご飯が少し固かった。 Yさんが一緒でよかったこんな大きな小屋で1人だったら寂しい、翌日の天気予報が気になりテレビをつけて貰い見たら朝の内は雨マークですがお昼には天気回復すると出ていた。さて明日は核心部を登らなくてはならない、計画では5時に出る予定にしていたけど天気予報が良くないので出発時間を5時30分にして寝ることにしました。
朝起きたら外はガスガス、自分たちだけなので気兼ねなく談話室で出発の準備。朝ごはんはお弁当(おにぎり二個)にして貰ってあったのでそれを食べようとしたら、ご飯が固くて食べられない仕方ないので持ってきていたパンを食べた。出発するときには雨も降ってきたが天気は回復傾向なので行くことにする。雨具をつけて少し明るくなったので出発、登山道を上っていくといきなり鎖が付いている岩場が出て来た。雨で濡れているので慎重に登っていくと「ノロシ場」の標識、尾根を歩いていくと権現小屋に着きました。水を買おうと中にはすると、小屋番さんと2人の登山者の人が居た、私達がこれから赤岳方面に行くというと、今日はキレット小屋もやっているので何かあったら避難するようにとアドバイスしてくれた。小屋から少し登ると分岐、ここから権現岳に向かいなんとか写真だけは撮ったけど何も見えません。元の分岐に戻り赤岳方面に行くとすぐに61段の源治バシゴが出て来た、細い鉄製のハシゴは雨に濡れていて滑りそうで余計怖かった下がガスで見えないので緊張しながら下りた。 ![]() 権現岳山頂 ![]() 赤岳への分岐 ![]() 源治バシゴ61段の取り付き・・・下が見えない、怖いよ〜〜一段一段慎重に下る ハシゴを下りたら稜線歩き樹林帯の中を歩いていきますが、回りがガスでまったく見えないのでいつのまにか旭岳もすぎ、林の中を歩いていくと「キレット小屋・営業中」と小さな看板が出て来た。キレット小屋までは稜線からはずれて下りなので行くのを止め、風を除けて少し下りたところで休憩をとる。稜線を下っていき赤岳側のキレット小屋への分岐を過ぎたところからが本日のメインイベント、岩稜帯の登りが待っていました。下から見たらルンゼ状の岩場、どこに登山道があるのよ〜でペンキの印を頼りに登っていく。雨は小降りになり時折強風が吹く中の登りは本当に大変、ここで強風に煽られバランスを崩して落ちたら一巻の終わりだと思いながら慎重に登っていく。![]() 時折雲間から見えた景色 ![]() ここの登りが風も強くて緊張した やっと上に着いたら今度はクサリ場のトラバース、ここの登りでは夢中だったのとガスで何も見えなかったのでいつの間にかキレットを越えたみたいです。後でYさんにキレットって何処だったの?と聞いたところキレット小屋の当たりではないかと言っていた。最後のハシゴを登り稜線に出たところで雨も止んで回りが少しだけ見えてきた核心部を抜けたのでほっとひと息で休憩を取る。この頃になると雨は止んできましたが風はまだまだ強く吹いていて油断は出来ない、しばらく歩いていくと文三郎との分岐に着き下から登山者が登ってきていた。さらにクサリ場ハシゴと登って赤岳に到着〜考えてみたら青年小屋を出てから赤岳まで誰とも会わなかった。 ![]() ![]() 上の写真を登るとこういう岩場がつづきます。 ![]() やっとの事で文三郎方面との分岐に着きました。 赤岳三度目の登頂です「赤岳登頂レポ1・レポ2」、 山頂はガスガスで何も見えないのが残念。でもここまで来れば後は歩いたことのある道なので何となく安心、2人で記念写真を撮って横岳・硫黄岳を目指して赤岳を後した。 ![]() 赤岳登頂!! ここからはYさんが先頭で歩いていく去年ツクモグサを見に来たときこの稜線歩いたけど、私の記憶だとそんなにアップダウンは無かったように思っていましたが、こんなに大変だったかなと思うようなところが有って人間の記憶って当てにならない。 雨も止んで時折回りの景色も見えるようになり横岳に到着、お昼を硫黄山荘で食べることにしたので記念写真を撮って山荘に向かう赤岳から硫黄の間はさすがに人がいっぱい歩いている。硫黄山荘の綺麗なトイレに入りやっと緊張が解けて、何か暖かいもの食べたいねと言うことで二人してうどんを食べた。硫黄岳に登ると赤岳方面は雲の中ですが、夏沢峠方面はガスも取れて綺麗な紅葉が見えた下に見えるのは本沢温泉かな。硫黄岳は冬赤岳鉱泉にテントを張り登った事がありるのですが、あの時大変だったな〜「硫黄岳レポ」 ![]() ![]() 横岳・硫黄岳 ![]() 硫黄岳山頂から本沢温泉方面の景色 硫黄岳から夏沢峠方面は初めて歩く道、結構急な登山道を下り夏沢峠着いた。ここには二軒の山小屋が有りました。オーレン小屋と本沢温泉の分岐を過ぎてからひと登りで箕冠山につき少し下っていくと根石小屋に到着しました。 ![]() ![]() 根石小屋は箕冠山と根石岳の鞍部にある小屋ですがロケーションは抜群の小さな小屋、紅葉シーズンの連休なのでなんと32人近くの宿泊者です。ここはお風呂にも入れるとのことで選んだのですもちろん浸かるだけですが疲れが取れます。蒲団も1人一枚使えたので窮屈な感じにはなりませんでした。お風呂に入り、ストーブの回りでビールを飲み他の登山者と話しをして美味しい夕ご飯を食べる。まさに山小屋ライフ満喫〜明日も早出なのでお弁当にして貰い寝ます。 ![]() ![]() 根石小屋〜 |