登った日 2008年8月23日(土)〜26日(火)
天気 //
メンバー 山の会3人・mogu
目的 北アルプス探訪
行程 22日:新宿〜(さわやか信州号)〜室堂
23日:室堂〜ざら峠〜五色ヶ原山荘(泊)
24日:五色ヶ原山荘〜越中沢岳〜スゴ乗越〜スゴ乗越小屋(泊)
25日:スゴ乗越小屋〜薬師岳〜薬師岳山荘〜太郎平小屋(泊)
26日:太郎平小屋〜折立〜(バス)〜亀谷温泉〜(送迎)〜有峰口〜
       (富山電鉄)〜富山〜(高速バス)〜池袋
関係リンク 宿泊:五色ヶ原山荘スゴ乗越小屋太郎平小屋
バス:さわやか信州号富山電鉄高速バス
北アルプス、室堂〜薬師岳〜折立


8/23(土)
室堂8:00〜(1時間45分)〜龍王岳9:45〜(1時間40分)〜獅子岳11:20/11:30〜(55分)〜ざら峠12:25/12:45〜(40分)〜五色ヶ原山荘13:25着
※歩行時間5時間(休息含む) 休30分


 夏山第2弾は、室堂から薬師岳のコース。去年烏帽子から船窪に縦走したときに黒部川を挟んで見えていた場所でいつか歩きたいと思っていたところ、思いがけず山の会の映子さんに誘って貰い行けることになった。室堂までは夏の間だけ新宿からさわやか信州号が直通運転をしています、さわやか信州号には余り良い想い出がないのですが、やはり夜行で朝早く着く便利さは捨てがたい。


新宿から今期の最終便の室堂行きはほぼ満席でしたが後座席は空いていたので私と菊池さんと座りなんとか横になれてラッキーでした。このバスは富山駅と有峰口・立山と止まっていくので折立に行くときにも使えそうだと思った。新宿から都庁まで歩いていくとき私達の前をテント装備の女性2人歩いていてその人達も同じバス。この方達とはずっと同じコースを歩くことになり、なんと帰りのバスも同じでした。今回リーダーの映子さんからテント泊か自炊にするかも知れないと打診されていたのでテントでも良いと思っていましたが、計画書が送られれみたら小屋泊まりになっているのを見て密かにホッとした事はナイショです。それに2日間雨だったし小屋泊まりで良かったねとメンバーで話したのでした。今回軽量化に努めたのでザックの重さも11キロくらいだと思うやはり軽いと楽だわ〜


家を出るときの天気予報では室堂方面は天気予報が良くなんとか晴れてくれないかなとの期待を込めていましたが、室堂に着く頃には土砂降りの雨になっていた。それでも室堂にはたくさんの登山者、私たちも休憩室で朝ごはんを食べ雨具を着て出発の準備をします。出だしから雨具を着て歩くのは本当に久ぷり、このコースは展望を楽しみにしていたのでなんだかテンションが下がりぎみ。でも、そんなこと言ってられないので予定通り8時に出発。まず登山届けを出してから浄土平に向けて歩きはじめる。初めは石畳の階段から石ゴロの登山道になりいつもそうだけど山には入って歩き始めが一番しんどい。いったん平坦になったと思ったら雪渓が出て来て浄土平登山口の道標、雪渓を渡り今日一番のきつい登りをゆっくりと登る。



雨の室堂と浄土平へに続く石畳の道

浄土平登山口の道標、岩ゴロの急登です。


登り切ると富山大学の山荘に到着ここには団体の人達がたくさんいた。お天気が良かったら立山三山が見えるのに何も見えなくてほんと残念よねぇ〜ここから指導標にそって歩いて行きますが雨とガスで何も判らない内に龍王岳を過ぎ回りは岩稜帯で鬼岳とかもいつの間にか過ぎ鬼岳東面に着く。



富山大学立山研究所、こんな天気なのにたくさんの人

トリカブトが咲いている所を下り鬼岳東面を通過


 まったくどんな景色が広がっているのかしらねぇ〜鬼岳東面の急な斜面を下っていくと、単独の外国人の男性が歩いて来たので話しかけたらチェコスロバキアからで日本語が話せないという。みんなで日本語が話せないのにこんなところに来ているんだ〜と驚いた。外国に日本の山のガイドブックでもあるのかしら、この頃はこんなところにもと言うところに外国の人居ることがある。 斜面を下っていくと雪渓が出て来たがほとんど消えていて脇を通って行くと、単独の男性が前からきたのでまたまたどこから来たのか聞いたら、穂高からと言ったのでみんなで驚いた。何泊してきたのだろうねぇ今日は室堂に下りて帰ると言っていた。



回りはガスガスですが奇岩がうっすらと見える・・・


岩が折り重なった道を歩いていくとまた雪渓が出て来てここにはベンガラでコースが書かれていて問題なく渡れる。雨が止まないので視界も悪く下ばかり見て歩いているが獅子岳の登り斜面はお花畑でした。雨が降っていても時々は回りを見回して見ないと、どうしても天気が悪いとカメラを出す回数は減ります。



雪渓が何箇所か出てくる

獅子岳の登りにあったお花畑・・トリカブト・アザミ・シシウド・オンダテ?


獅子岳からの急な下りを歩いていくと少し雨が上がり前方のざら峠が見えてきた。ざら峠に着いたらバスで一緒だった2人組が休憩していて、後から女性4人組の人達も着いた。この方達とも最後の折立まで一緒でした。後で判ったのですが家も近くでお互い共通の知人も居て改めて山の世界は狭いと思った。ざら峠は歴史とロマンの峠、去年船窪小屋で見せてもらった佐々 成政のDVDを思い出します。本当にこの峠を冬に通ったのかしらねぇ〜とみんなで話す。立山カルデラが荒々しい山肌を見せている峠でした。



急な下りを下っていくと下にザラ峠が見えきた。

雲の合間から富山平野が見える

ザラ峠、五色ヶ原に向かう登山道


ざら峠からひと登りで五色ヶ原の木道に出て滑らないように注意して歩いていくと左に改築中の五色ヶ原ヒュッテが見え、草原の中の木道を歩いていくと前方に五色ヶ原山荘が見えてきました。この五色ヶ原からの景色も楽しみにしていましたが何も見えません、黒部湖を挟んで去年歩いた稜線が見たかったなぁ〜五色ヶ原山荘は思っていたよりも空いて部屋は個室でゆっくり出来た。お風呂(石鹸等は使えない)もあり夕食はそこそこ美味しかった。



五色ヶ原の木道をあるいていくと、山荘が見えてきた。

なかなか立派な五色ヶ原山荘とエビフライの夕食





8/24(日)のち
五色ヶ原山荘6:10〜(30分)〜鳶山6:40〜(1時間40分)〜越中沢岳8:20/8:30〜(1時間30分)〜スゴの頭10:00/10:25〜(35分)〜スゴ乗越11:00/11:10〜(45分)〜スゴ乗越小屋11:55着  ※歩行時間5時間(小休息含む) 休:45分


 今日も願いもむなしく朝から雨・・・・雨具を着て出発します。山荘の前から木道を歩いていく、ガスって居て何も見えないのがクヤシイいったいどんな景色が広がっているのだろうかと思う。木道が終わり山道になると左に雪渓が見えてひと登りで鳶山に着いた。



雨具を着て山荘を出発〜鳶山の登り


ここからはハイマツの尾根道、両側はいったいどんな景色なのだろとまたまた思う、雨なので登山道も滑るから慎重に下る。越中沢乗越を過ぎると広い湿原になっていて緩い登りを登っていくと越中沢岳に到着した。ここで少し休んでいるとガスが一瞬取れて山が見えてきた、雨はまだ降っていますが朝よりは小降りになっている。



鳶山から下りの稜線、天気が良かったら左に黒部湖が見えるはず〜

黒部側の谷に残る雪渓が見える。越中沢の登りは地糖の草原・・・天気が良かったらねぇ〜


ガイドブックだとこの越中沢岳からの下りが要注意になっていたので、みんなで気をつけて下りようとねと言い合い下る。下りていくと前方から今日初めての登山者が登ってきた、五色ヶ原山荘にはたくさんの人が居たけど薬師岳に行く人はあまりいなかったようでこれまで誰にも会っていなかったのです。ザレた登山道を慎重に下る、途中には岩場もありロープが張ってあるところが2箇所あり油断できないコースだと思った。途中から雨も止んで鬱陶しいフードがとれてやっとの事で鞍部に到着、ここがスゴ乗越かなと思ったら違っていてまたまた急登を登っていくとスゴの頭に到着した。



越中沢岳からの下り、今日初めてあった登山者

ざれた急斜面の登山道、慎重に下る

こんな岩場も何箇所かある、振り返って下りてきた道を見る・・・・


ここで雨も止んだので雨具の上を脱ぐ、ガスも取れてきてなんと薬師岳もちらっと見え越中沢岳も見えてきた。なんだかご褒美を貰ったようでみんなで写真のとりっこしたりしてここで大休止。越中沢岳の下ってきたコースがよく見えて、後続の登山者が下りているのが見えたて良くあんなところ下りてきたよねぇ〜と言い合う。後で判ったのですが先には単独のテントの男性、私達の後にはご夫婦2人と4人組とテントの2人が歩いていた模様。このコースは他にコースはないので薬師岳までみんな一緒に歩くので顔見知りになるのですよね。



スゴの頭でやっと晴れてきた、右下ってきた越中沢岳 クリックで大きくなります

スゴの頭にいた雷鳥とスゴ乗越へ下る


 スゴの頭でゆっくりと景色を見てスゴ乗越まで下りますが、この下り初めが大岩が折り重なっている登山道で気が抜けない。大岩帯がやっと終わり樹林帯の登山道に変わり正面に時折薬師岳が見えさらに下って広場になっているスゴ乗越に着いた。



スゴの頭からの下り、初めは岩ゴロです

下りる途中、正面に薬師岳が少し見えた

スゴ乗越と下りてきたスゴの頭

 
スゴ乗越小屋ここからスゴ乗越小屋までアップダウが続き思っていたよりも長く感じた。やっとの事でキャンプ場に着きテントはまだ単独くんのテントだけ、挨拶をして通り過ぎ木道を歩いていくと小屋の前に出ました。手続きをしたら布団の番号も一番からで小屋に着いたのは私達が最初みたいですが、雨で停滞していたご夫婦が一組いた。雨で濡れた雨具とか靴を乾燥室に入れ小屋の前のベンチでお昼を食べました。その時スノコの下からオコジョが顔お出しびっくり!!すぐに引っ込んでしまい写真が撮れなかったのが残念ですが本当に可愛かった。外でのんびりしていると後続のご夫婦と4人組が到着してきます。薬師の方からも2人テント泊の若者が到着。これから薬師の方から何名か来る予定らしい。

 
沢登の一団少し寒くなったので小屋の中に入りみんなでビールを飲んでいると、なんと沢装備をした一団が到着した。何処の沢を登ってきたの?と思ってよく見たら、その中の1人がなんと沢登で有名な深瀬信夫さんでした。お話しを聞いたら上の廊下を遡行していて増水のためにスゴ沢をエスケープしてきたとのこと。30回上廊下を遡行して2回目のエスケープだそうです。一緒にいた4人の男性達もドロドロでそのエスケープがいかに過酷だったか物語っていましたがみなさん小屋に着いたときはいい顔をしていましたよ〜この後一緒に行った友達そっちのけで深瀬さん達とお話ししてしまいごめんなさいです。私が上ノ廊下を遡行することは無いと思うけど、お話しを聞いているだけで楽しくてあっという間に時間が経ってしまいました〜やっぱり私は沢登が好きなんだわと改めて思う。



深瀬さんと記念写真撮って貰いました。
 
スゴ乗越小屋の夕食
小屋も薬師の方から登山者が着き最終的には30名以上でしたが布団も1人一枚だったのでまだ良い方なのかも知れません。このスゴ乗越小屋は薬師岳からと五色ヶ原方面からの両方の中間点で、混む時期だと小さい小屋なので大変そう。夕方になると天気も良くなり山々も見えてきてなんと水晶岳も見えた、去年歩いた稜線も見えて今回の目的はなんとか達成できました。明日は天気が良くなりますように〜



可愛いスゴ乗越小屋と小屋の前から見える景色クリックで大きくなります



小屋から見えた夕日・・・明日はお天気になりますように


 
3日目薬師岳へGO