登った日 2007年12月15(土)〜16日(日)
天気 /
メンバー 山の会7人
目的 忘年山行
行程 15日:6人 奥多摩駅〜鋸山〜大岳山〜鍋割山〜奥の院〜御岳神社
16日:2人 御岳神社〜大岳山〜大ダワ〜御前山〜小河内峠〜月夜見P〜都民の森
奥多摩・忘年山行の地図


12/15(土)時々
奥多摩駅8:45〜(2時間45分)〜鋸山11:30/11:55〜(1時間25分)〜大岳山13:20/13:30〜(1時間)〜鍋割山14:30/14:40〜(20分)〜奥の院15:00〜(1時間)〜御岳静山荘16:00
※歩行時間6時間30(小休止含む)・休憩時間45分

今年の山の会忘年山行は、奥多摩御岳山にある宿坊に泊まることに決まり私も参加。御岳山はケーブルカーもあり奥多摩の山の中でも比較的簡単に登れる。今回の宿はその御岳神社のお膝元にある宿坊「静山荘」に集合して忘年会をしましょうと言うことになり、それぞれ色々なコースから集まります。

15日は5コースの山行が出て私はその内の1つ奥多摩駅から鋸尾根を登り大岳山経由で御嶽に行くコースにしました。バーテーは全部で私を含めて6人、その中には御年70歳を過ぎた会長さんも一緒です。しばらく膝を痛めて山登り出来なかったそうですがトレーニングを重ねて復活したそうで凄い。奥多摩駅に8時30分に到着、そこから歩いて愛宕神社に向かう、ここから登り始めますが初めに出てくるのが愛宕神社名物の階段!!朝一はきついわ。この鋸山のコース大岳山方面からは3回ほど下って来たことがありますが登るのは初めて、登りはきついだろうなと覚悟してきましたがこの階段見ただけでほぇ〜でした。


登山者がいっぱいの奥多摩駅・・・駅から歩いて登り始める

恐怖の階段〜何段有るのかな・・・愛宕神社を越えて

愛宕神社からいったんくだり鋸尾根の登山道に入る、初めは杉か檜の植林の中を登っていきます、登って行くにしたがって岩場になり祠のあるピークにでた、ここからは奥多摩の山々がくっきり見える。ここからは尾根づたいになりますが岩場なので慎重に歩いていく。いったん下り鎖のある岩場は巻き路を登りここからはしばらく急登が続く。ここの稜線は歩きやすく好きなところ、新緑の季節がとても良いところです。みんなでのんびりと登っていくと大ダワの分岐、ここからひと登りで鋸山。



こんな岩場も有る

歩きやすい登山道・・・・・・・鋸山山頂

 
鋸山でお昼を食べますが寒い!!持っていった伊予柑も食べる気がしない。さっさと食べて大岳山に向かって出発、下っていくとオレンジのパーカーで登ってくる人が・・・・すぐにネット仲間のシマダさんと判り声をかける。少し立ち話をして握手をして別れシマダさんは鋸山から大ダワ方面に行くとのこと、今回のコースは掲示板にも書いたのできっと合わせて登ってきてくれたのでしょう。でも、そう思っていても微妙にすれ違い遇えないこともあるので、今回はラッキーでした。鋸山からは右に御前山を見て気持ちの良い稜線歩き、朝お天気が良かったので大岳山山頂からの富士山を楽しみにしていましたが、なんだか雲が多くなってきています。風が無いのでまだいいけど太陽が隠れるとやっぱり寒い。大岳山と馬頭刈尾根の分岐から大岳山に登る、ここも急登ですがゆっくりと登り大岳山山頂に到着。山頂には何組かの人達がいてさすが人気の山、富士山はというと雲に隠れて裾のしか見えません。まだ先が長いので先を急ぐ。



大岳山山頂〜雲が多くて富士山は見えず。

大岳山神社に下りそのまま御岳方面に向かい途中鍋割山の分岐から鍋割山に登っていく。鍋割山頂には2人の登山者と後から団体の人達がきましたが、展望もない山頂でした。いったん下り痩せ尾根を登ると奥の院、ここからの下りが長く膝の悪い人にはきつい所なのでゆっくりと下る。下りきると天狗の腰掛け杉の所に出て、広い登山道を少し登り神社の参道に出る。石段を下りケーブルカー方面に少し行くと今夜のお宿静山荘につきました。


分岐から鍋割山・奥の院と登っていく・・・・奥の院からの下りにあった鎖場

下ってくると天狗の腰掛け杉の所に出る・・・・・御岳山の静山荘に到着〜よく歩きました。

ほとんどの人達が着いていてにぎやか、今回の参加者40名で静山荘も山の会の貸し切り。順番にお風呂に入り私はお風呂に入っていて聞きはぐったのですが、宿坊では笙の演奏を聴かせてくれていました。もちろん夜は忘年会、でも私は明日歩くコースが長く宿を一番で出なければならないので、明日一緒に歩くHidemiちゃんからあまり飲まないでね〜と釘を刺されていたので飲むのも程ほどにして部屋に戻りました。



12/16(日)
御嶽静山荘6:00〜(1時間30分)〜大岳山荘7:30/7:40〜(20分)〜大岳山8:00〜(1時間10分)〜大ダワ9:10/9:25〜(1時間30分)〜御前山10:55/11:15〜(15分)〜惣岳山11:30〜(40分)〜小河内峠12:10〜(40分)〜月夜見第二P12:50/13:00〜(45分)〜風張峠13:45〜(45分)〜都民の森14:30
※歩行時間7時間30分(小休止含む)・休憩55分


朝5時に起きる、まだ他の人は寝ているので静かに支度しようとおもっても、古い建物なので歩くと音がするので申し訳ないなぁと思いながら支度をして玄関に向かう。外はまだ真っ暗、Hidemiちゃんも起きてきた。早く出発するのは私達2人だけで宿の人からお弁当を貰いヘッデンを点けて、映子さん、安川さん達に見送られて出発。
 

当初は二日目も昨日のパーティーと一緒に川苔山を登る予定でしたが、例会でHidemiちゃんから大岳山〜御前山〜月夜見〜鞘口峠〜都民の森のコースが発表され、このコース前から歩いてみたいと思っていたのでHidemiちゃんのコースに申し込んだ。地図を見ても長いコースでコースタイム7時間40分、それに都民の森で乗るバスの時間が15時10分一本しかないので、遅くとも15時には着かなければと時間的制約もあるので朝一番の出発となった。このコース他に申し込む人もなくHidemiちゃんと2人、なんと一緒に歩くのは今回が初めてなのです。私よりも若いしいつも丹沢でボッカトレーニングしていると聞いていたので着いていけるか心配ですが、足を引っ張らないように私もトレーニングのつもりで頑張って歩くつもりなのでよろしくね。


宿坊を出てHidemiちゃん先頭で昨日下ってきた道を神社に向かって登っていく、途中から登山道に入り天狗の腰掛け杉のところから巻き路を歩く、ここまではまだ平坦で歩きやすい登山道で歩いていると東の方が明るくなってきた。


登山道に朝日が差してきました。

ロックガーデンからの登山道と合流していよいよ登りになる。鍋割山も巻いてひと登りすると茶場峠、そこから大岳山を目指して歩く。2人なのでけっこう快調に歩いて大岳山荘に到着。山荘の前からは昨日見えなかった富士山がはっきりと見えました。空気は冷たいけど気持ちの良い朝、ここでお腹が空いたので貰ってきたおにぎりを一個食べた。大岳山の山頂に向かい山頂には8時到着、まだ誰も居ない山頂を独り占め。富士山もバッチリだしこれから行く御前山も大きく見えるほんとに良いお天気。


今日は見えました〜大岳山山荘前から


大岳山山頂からの富士とこれから向かう御前山
 

大ダワ大岳山からの下りで今日初めての登山者に遭遇、早いですねぇとお互いに声を掛け合う。葉を落とした初冬の鋸尾根道は明るくて気持ちが良いねぇと話しながら快調に歩いていく。鋸山と大ダワ分岐から巻き路に入り下っていくと車道が見えてきて大ダワに到着、ここにはトイレもあり4台の車が駐まっていました。この大ダワには日本山岳耐久レースの49.7q地点の道標が建っている。私達が歩いてきたコースとこれから歩くコースは日本山岳耐久レース「長谷川恒男カップ」のコースでもありますが、私達はレースのコースとは反対に歩いていくことになる。ここでまたお腹が空いてきたので休憩〜



御前山に登る登山道入り口。

大ダワから御前山の登り、途中の鞘口山までが急登で一汗かくそこからは多少のアップダウンを繰り返して登って右に避難小屋が見えて来ると分岐に着く。ここから山頂はもうすぐ雪が少し残っていて空気は冷たい、山頂に着くと何人かの登山者の人達がいました。山頂で少し早いお昼を食べる。雲取山が見え鷹ノ巣山も綺麗に見えている、寒いのでゆっくりも出来ず出発。


葉が落ちた登山道は明るい

御前山に到着

惣岳山から月夜見方面に向かい下っていく、この登山道は防火帯にもなっているので広くて歩きやすい。途中巻き路の分岐が有り普通はみんな巻き路を行ってしまうと思いますが、ここのピークがソーヤの丸デッコと言うピークで展望抜群!!正面に富士山が見え右には奥多摩湖、その先には雲取山から石尾根その奧には秩父の山かな〜がよく見え巻いてしまうのは勿体ない所です。



ソーヤの丸デッコからみた富士


葉が落ちているので奥多摩湖もよく見える。遠くに雲取山の防火帯も見えた。


ソーヤの丸デッコから下りいったん鞍部に下りてまた登りになるところに、花束が置いてあった。今年のハセツネカップで不幸にも、お一人の方が滑落して亡くなったと記事で読んだのですがここが現場だったのですね2人でご冥福を祈りました。そこを登り切ると防火帯の広い道になり歩きやすい、霜柱をサクサクと気持ち良く踏んで小河内峠に到着。ここでハンターの人達数人に会う。ここから月夜見駐車場まではもう一踏ん張り、尾根通しで歩くことも出来ますが大変なのでもちろん巻く。


途中で前方から見慣れた服装の人が歩いてくるなぁと思っていたらHgさんでした。奥多摩湖から三頭山経由で歩いてきてこれから鋸山に向かうとのこといつもながら健脚だわ。ここから都民の森までどの位掛かるか聞いたら、私の足で2時間少し掛かるだろうと言われなんとかバスには間に合いそう。でも、グズグスできないのでお別れして先を急ぐ、ここから月夜見の駐車場まで登りになり結構大変やっとの事で駐車場に着きました。広い駐車場には車で来ている人やライダーが休んでいて私達も休憩〜三頭山まで後もう少しだ。



明るい防火帯の道を歩いていく


月夜見の駐車場に到着。

ここからも細かなアップダウンが続き2回ほど車道を歩き、風張峠を通り鞘口峠に向かう。月夜見の駐車場から思っていたよりも遠く感じ、都民の森の中に入ってやっとの事で鞘口峠に到着。ここから少し下り森林館に向かいます、途中になんとシモバシラ!!初めて見ました。森林館の中では木工の体験などをやっていて結構人がいます。



途中の道路から見えた風景・・・雲取山の後の雪をかぶった山は何処だろう。

2つの峠


都民の森の森林館とシモバシラ

森林館からバス停まで下りていくと、臨時のバスが駐まっていてそれに乗ることが出来ました。12月の都民の森から出るバスは運休しているので他の人が心配してくれたのですが、なにかイベントがあると臨時バスが出るようで今回も数馬では接続がないので払沢の滝バス停まで行くバスが有りました。私達は途中の数馬の湯で下ろして貰いましたが次のバスが2時間後の17時29分まで無い16時台のバスが無かったのは誤算でしたが、久しぶりに数馬の湯にゆっくりと浸かり2人で無事歩けたことに乾杯してバスを待つことしました。今回のコース、初めは歩けるか心配でしたが先を歩くHidemiちゃんのペースが良く、女2人おしゃべりをしながら歩けてとても楽しかった。Hidemiちゃんお世話になりました〜またよろしくね。