今年の夏山は朝日連峰縦走です。私が朝日に登ってみたいなぁと言ったら、北MOGUさんが夏に朝日を縦走しようと誘ってくれた。コースは北MOGUさんが前から歩いてみたかったという、以東岳から長井葉山までのコース。これが旺文社の「朝日連峰」の地図を見ると一番上から下までの縦走・・・・つき合うよと言ったけど歩けるかなと少し不安になった。2万5千の地図を印刷したらなんと5枚になった。以東岳に登るには米沢からだと登山口まで車で4時間近く掛かるそうで、ご主人も一緒に以東岳に登って送ってくれ、下山の葉山に迎えに来てくれるとの有りがたい計画。当日は4時に出るので前日バスで米沢入りして、北MOGUさんのお家におじゃましました。
朝4時予定通り米沢出発、今日はご主人とお友達ご夫婦が以東岳まで一緒に登ってくれるので、二台で登山口の泡滝ダムに向かった。月山の登山口の側を通り鶴岡市から登山口の泡滝ダムに到着。夏の間は日に3本のバスも運行されている。泡滝ダムの駐車場に7時少し前に到着。思ったよりもたくさんの車が止まっています。私達も支度をして出発しますが縦走する私と北MOGUさんのザックが重たい、私のは水を入れたら15・6キロになっているかも、北MOGUさんはもっと重い。 初めの1時間ばかりはほぼ平坦な大鳥川沿いに登っていく、途中にはまだ雪渓が残っていて今年の雪の多さが判る。2つの吊り橋を渡るといよいよ七曲がりと言われる急登に入ります。暑いけど所々に水が流れていてブナの木が日差しを遮ってくれるのでなんとか登っていき、平坦になったら大鳥池の側に建つタキタロウ小屋に到着した。大鳥池は怪魚タキタロウ伝説が有るところらしい。詳しくはこちらで→ 「大鳥池とタキタロウ伝説」
ここから湖畔の登山道を少し歩いていくと、直登コース2時間30分、オツボ峰コース4時間の看板が有った。こんなに時間の開きがあるの?と疑問に思ったけど、歩いてみて良くわかりました。後で聞いたら直登コースは展望もなく悪路らしいので、オツボ峰コースにして良かった。 湖畔から見たタキタロウ小屋 どっちに行ってもきつい登りが待っている〜〜 私達はオツボ峰コースを上がりますが、こちらも最初の200メートルの登りがきつい!!暑いのも有るのですが、ほぼ直登で重たいザックを背負っているし、言い訳すると3日前に沢登りしたばかりで足の疲れが取れていないのも原因か、なかなかピッチが上がらずのろのろと登ってやっとのことで三角峰までたどり着きました。はぁ〜しんど
ここからいっきに目の前が開けて以東岳が大きい〜でも小屋はまだあんなに遠いわ。三角峰を過ぎ雪渓の所に来るとマツムシソウの群落が出て来て、涼しい風も吹いてきたので元気になった。ここから以東岳までの稜線にはお花もたくさん咲いて、写真撮ったりしながらアップダウンの道を歩いて、結局ここから3時間近く掛かって以東岳にたどり着き少し下ると小屋がありました。 三角峰とオツボ峰の途中に有る水場 途中はお花畑 小屋に着いたグループ私達が最後だったみたい。でも、下から行くことは判っていたらしくスペースを空けて待っていてくれました。小屋に着いたからといってのんびり出来ません。100メートルくらい下にある水場に水を汲みに行かないと・・・・雪渓の側を下りていくと回り一面お花畑、水場で顔を洗ってほっと一息入れた。それから登り返しがきつかったけど沢の詰めと思えばね。冷たいビールを買って、お疲れ様〜今夜のメニューは焼き肉、美味しかった〜でも、もう他の人はみんな食事も終わっていたから、静にしないとね。長い1日でしたが小屋もそんなに満員でなく快適に眠れた。夜中外に出て空を見上げたら星空が凄い、こんなにたくさんの星を見たのは富士山以来です。素晴らしいなぁ〜 |