++春のオフ会++ 和名倉山の地図

登った日 6月3・4日
天気 /
メンバー Hgさん、多摩moguさん、かずさんシマダさん、hillwalkerさん、reiさん、Chiyomiちゃん、れれちゃん、mogu(奥多摩春のオフ会)
行程 1日目:新横手峠〜黒川山〜鶏冠山〜三ノ瀬〜将監小屋
2日目:将監小屋〜将監峠〜山の神土〜東仙波〜和名倉山(往復)


6/3(土)
新横手峠10:25〜横手峠〜黒川山11:00〜鶏冠山11:30/11:55〜新横手峠13:00---三ノ瀬14:00〜()1時間35分〜将監小屋15:35

 恒例になってしまった?(笑)Hgさん主催の奥多摩オフ会で和名倉山に行くことになりました。「和名倉山」は奥秩父の主脈からは少し離れた位置にあり千葉民族には遠い山、今回のような機会じゃないとなかなか行けない山なのです。もちろん私など日帰りでは無理で、将監小屋に泊まる組と朝6時30分に奥多摩に集合できる日帰り組に別れて、4日の日に山の神土9時に待ち合わせて一緒に登ると言う計画になりました。

大きくなります
  3日の日はそのまま小屋に行くのも勿体ないと、Hgさんがこれも私達がなかなか行けない山、黒川山・鶏冠山を案内して貰えると言うことでこちらもラッキーでした。当日多摩moguさんとの待ち合わせ場所青梅駅にはお泊まり組のChiyomiちゃん、REIさん・かずさん、れれちゃん・私が集合。お天気が今ひとつで奥多摩までは雨が降っている・・・これは今日はもうダメかなぁ〜と思いながら車でHgさんの待つ奥多摩駅に行きそのまま黒川山の登山口に向かいましたが、なんと山梨県に入ったらお天気が良くなってきてお日様も出て来た。




  新横手峠というところに車を置いて歩きやすい登山道を黒川山に向かって上っていきます。30分ほどで黒川山と鶏冠山の分岐に到着。黒川山はここがすぐでえっと言うところでした(笑)少し先には展望台が有りますからそこまで行けば360度見渡せます。車でしか来られない山なのに結構人がいて人気の山なのですね。


鶏冠山山頂・・・岩場の上に有りました。

  展望を満喫してもとの分岐に戻り、鶏冠山に向かいます。ここの辺りの森も明るくて新緑が綺麗でした。鶏冠山は岩場のところに有り行く途中にはシャクナゲやイワカガミが咲いています。ガスが出て展望はなかったけどここでお昼を食べて帰りはHgさんお薦めの北面巻き道を歩いて新横手峠に戻りました。この道も大きなミズナラの木などがあり良い雰囲気の道です。

なかなか風情のある道で、大きなミズナラのきが有りました。

 自分たちで来たら絶対に歩かない道を、Hgさんと一緒だと歩かせて貰えるので毎回楽しみ〜Chiyomiちゃん命名の「魅惑のHgルート」を今回も歩かせて貰いました。

 



 ここから車で将監峠の登山口がある三ノ瀬に向かいます。途中笠取の登山口の一ノ瀬を通ったとき、去年春のオフ会の時に来た道でなつかしいなぁ〜相変わらずたくさんの車が止まっていました。三ノ瀬の民宿に多摩moguさんの車を置かせて貰いここでHgさんとはいったんお別れです。明日の行程を考え今回七ツ石尾根を登って将監小屋に行くほうが良いとHgさんに進められてそのコースで登って行くことにします


 民宿の裏から林道に出て、車止めを通過してそのまましばらく行くと七ツ石尾根の分岐に到着。ここで七つ石尾根を行くのかと思ったら、ここを登ったことのあるかずさんと多摩moguさんが2人揃って「ここの尾根はきついよ〜」と言うのです。女性4人は登ったことがないのでビビッテしまい結局そのまま林道を歩いて小屋に行くことにしました。明日Hgさんにはなんて言おうかみんなで相談したけど・・・・結局正直に申告(笑)


林道をてくてく歩いて行きます。

将監小屋に着いたらたくさんの人がいてびっくり〜なんと今日は50人くらい泊まると言うことでしたが、結局は40人くらいだったみたいです。この小屋は奥秩父縦走路の真ん中くらいにあるから便利なのでしょうね。小屋は水も豊富で美味しい水です。テント場も草の上でなかなかいい感じで、もし初めてのテント泊だったらこんなところが良いかもなぁ〜と思った。


将監小屋とテント場

夕食のカレーと小屋の側に咲いていたクリンソウ




6/4(日)
将監小屋6:05〜牛王院平〜山の神土(やまのかんど)6:40〜東仙波8:15/8:40〜川俣分岐〜千代蔵休ン場10:00/11:15〜和名倉山11:30〜東仙波〜山の神土〜将監峠〜将監小屋〜三ノ瀬16:00
※歩行時間9時間(休息含む)


  山小屋の朝は早く4時頃には他の人たちもゴソゴソと起き出して、朝食は5時からと言うことでしたが、4時半に朝ご飯が出来たと言われた。ご飯を食べ終わったら5時頃・・・多摩moguさんがコーヒーを入れてくれて飲んでいた時に色々と考えた。これからHgさん達との待ち合わせ時間山の神土9時・・・この小屋を8時半にでても充分に間に合う。昨日地図を見ながらコースタイムを計算したとき、思ったよりも時間が掛かる感じもするし、せっかくの時間が勿体ないなぁ〜今日登ってくるHgさん、シマダさん、hillwalkerさんは超健脚だしやることなく小屋にいても勿体ないわけで、ゆっくりと少しでも先に行っていた方が良いのではないかと考えた。多摩mogさんやみんなとも相談し、小屋からケイタイが通じたのでHgさんに電話を掛けてみた。Hgさんが出てくれたので相談して私達はボチボチと先に行っていることにした。(これが後になると大正解だったのです)



小屋を出発〜防火帯を登ると将監峠
 

大きくなります
   そうと決まったら小屋にグズグスしていることはなく、支度が出来次第出発します。朝一番小屋から将監峠までの防火帯はきついけど、お天気も良く気持ちがいい朝。そうそうHgさんに電話かけたとき、奥多摩では小雨が降っていたみたいで信じられないことに上はお天気だったのです、私達は雲の上いることになるのよね・・・牛王院平(ごおういんだいら)からみた雲海の上に浮かぶ富士山が見えてなんだか嬉しくなりました。やっぱり朝一番は気持ちが良いです。それにしてもこの牛王院平(ごおういんだいら)もなんて読むか判らなくて、なんでこの名前が付いたのでしょうか



 
  Hgさん達と待ち合わせる山ノ神土分岐で一休み、本当はここで9時待ち合わせでしたが、いまの時間が6時40分、約2時間20分先に歩くことなる。Hgさん達は奥多摩駅6時30分集合、車で三ノ瀬到着が7時30分そこから歩き出して七ツ石尾根を登ってきたとして健脚でも1時間30分の計算、実際は1時間で登って来たらしい・・・



稜線の途中から見えた富士山・・・この景色を見ながら歩けました
 
 早足隊が私達に追いつくのは何処かなぁ〜などとみんなで話しながら私達はのんびりと行くはずが・・・多摩moguさんピッチ早いよ〜もう少しゆっくり行きましょうよ〜などと言いながら展望の良い笹原を過ぎ、シャクナゲロードを歩いて行く。このシャクナゲロード今年は花着きが悪いけどそこそこ咲いています。去年みたいな当たり年の時は見事だろうなぁ〜



シャクナゲロード〜♪


シャクナゲと富士山

  西仙波の岩場からはこれから行く和名倉山が見えいったん下って登り返したところが東仙波、ここからの眺めは素晴らしくここでしばし休憩〜先行しているので気持ち的にものんびり出来ます。ここで朝一番に出て和名倉山に行ってきたと言う登山者がやって来たので、後から来るHgさん達に「先行組は8時40分、東仙波を出発した」と、伝言を頼んだ。後で聞いたところ、Hgさん達はそれをリンノ峯辺りで聞いたらしく、山頂までには追いつけないと思ったらしい・・・



西仙波からみた和名倉山〜奥のなだらかな右のピーク・・・遠いなぁ
 

  東仙波からいったん下りダケカンバの林を抜け登り返して行くと吹き上げの岩場。そこからは左側に南アルプスも見えた。本当にお天気が良いのよねぇ。ここから先は樹林帯の道を歩いていきますが、起伏のない樹林帯は踏み跡を見失うと迷ってしまうだろうと思う程広く同じような景色が続く。川又秩父湖方面分岐などは指導標もはっきりしていなく、初めてだとまずここで判らなくなるかも・・・ここで右にしばらく登っていくと川又・二瀬分岐、ここの道標などは下に落ちていて判りづらい道標が有るだけ。今回多摩moguさんとかずさんが和名倉山には登っているので心強いが初めてだとここの辺りが要注意だと思った。


広いダケカンバの広場を過ぎると分岐に・・・倒木が多く判りづらい


この分岐を右にトラバースぎみに歩いていくと突然開けたところに出た。ここから和名倉山山頂まではすぐと言うことなので、ここでお昼を食べながらHgさん達を待つことにする。私達がこに着いた時間が10時・・・Hgさん達何時頃ここに来るだろうねぇと、11時には来るかな?いやいやそんなに早くは来られないよ〜などと言いながらのんびりとご飯を食べお茶を飲んで昼寝なんかもしてしまった(笑)早くで出来て良かったぁとこのとき思ったのです。



千代蔵休ン場という変わった名前の伐採地に出る


お昼を食べ、お昼寝をしながらHgさん達を待つ

  この場所は林が切れるところなので見通しも良く通る登山者が良くわかる。何人かの人達が通り過ぎて行った後、11時にHgさん達到着〜ここでめでたく合流することが出来ました。それにしてもこの3人の人達、山ノ神土から2時間少しで此処まで来たことなになる・・・ひゃーー何という健脚凄い!!なんだか焦らせてしまったみたいでスミマセン、ゆっくりと景色も見られなかったのではと心配になりましたが、ちゃんと写真は撮っていた。



途中で植樹している人達に会いました〜この森の奥が和名倉山山頂・・・倒木の森です

  少しお休みして貰ってみんな揃って和名倉山に向かいます。みんな和名倉山の山頂に行くと「なんだ〜」と、ガッカリするみたいだけどほんと、休んだところから先は倒木が入り乱れて、さっきの林ではないけど方向感覚が無くなる。三角点の有るところは6畳くらいのところで和名倉山の看板も何個か木にぶら下がっているだけで一番古そうなさびた看板はしたに転がっていた。展望もなく暗い林はいったん迷い込んだから出られなくなりそうな気がしました。



帰りはみんなで〜

ゆっくりとしたい山頂では無いのでとっとと後にして、来た道を戻ります。今度は全員揃っての下りで、やっぱりみんなピッチが速いわ。東仙波で休んだ後はいっきに山ノ神土まで戻り帰りは防火帯を通って将監小屋に行き、置いていった荷物を持って林道を歩いて三ノ瀬まで戻った。



今回出逢ったフデリンドウ・・・オジャマグサじゃなくオサバグサ

シャクナゲも見事でした


今回もHgさんと多摩moguさんに車を出して貰い、ありがとうございました。ご一緒していただいた皆さまもお世話になりました。まだ秋にお会いできるの楽しみにしていま〜す(^^)